東北未来芸術花火!無風で濃霧で残念なことに

6月11日に東北では初開催となる東北未来芸術花火2022が行われました。

結論から言うと、濃霧と花火の煙の影響で想像していたような綺麗な花火を見ることはできず、少し残念に終わりました。

目次

東北未来芸術花火とは?

こちらの花火大会は芸術花火シリーズの一つであり、東北では初めての開催となりました。芸術花火では、音楽のリズムや曲調に合わせて花火を打ち上げます。

基本的に会場に入場するには座席のチケットを購入する必要があり、有料の花火大会になります。

芸術花火シリーズは、4月30日に「桜島と芸術花火」、5月21日には「北九州芸術花火」、5月28日には「名港水上芸術花火」がそれぞれ開催され、夏を迎える梅雨入り前の花火大会となりました。

場所

東北未来芸術花火は宮城県亘理町鳥の海公園で開催されました。仙台駅から南へ約30㎞、車で40分ほどかかります。周囲は海と田んぼに囲まれています。

亘理町の沿岸部は海が近いということもあり、東日本大震災による津波の影響で一面が流されてしまいました。津波被害の跡地にある鳥の海公園で芸術花火を開催することで、復興からの発展を遂げていきたいという願いも込められています。

料金

料金は主に座席料金、駐車場料金、リムジンバス料金があります。

座席料金

  • イス席 4,500円/1人
  • 芝ペア席 7,000円/2人
  • 芝ファミリー席 16,000円/5名まで
  • 車イス席 9,000円/1人
  • カメラマン席 15,000円(駐車場代込み)

駐車場料金は各座席料金に+3,500円で購入でき、駐車場のみの販売はありません。

リムジンバス料金

  • 仙台駅発 3,500円(座席料金とセットの場合は3,000円)
  • 亘理町役場発 800円

料金はこのようになっています。普通の花火大会に比べると割高な印象で、花火だしどこかしらから見えるからいいのでは?と思い、チケットは購入しませんでした。

タイムスケジュール

花火の打ち上げ自体は19時30分からですが、その前からライブなどのイベントが開催されています。

15:00 開場・フードエリアオープン

15:30 防災〇×クイズ じゃんけん大会

16:20 防災〇×クイズ じゃんけん大会

17:35 畠山有希・Jonathan・RIKIYAライブ

18:30 スペシャルシークレットゲストライブ

19:30 花火打ち上げスタート

20:30 打つ上げ終了

フードエリアは焼きそばや唐揚げなどの屋台料理をはじめ、牛タンやほや料理などの宮城県の名物もあります。

シークレットゲストはハジ→さんでした。仙台市出身ということで地元の歌手ですね。

また、翌日には「世界一楽しいゴミ拾い」と称してボランティアで会場の清掃活動を行います。

チケット購入せずに参戦

会場入場口。ここから先は入れませんでした。

チケットを購入しないと会場に入場することができませんが、今回私はチケットは購入しませんでした。やはり会場内には入っていませんが、周りに高い建物はないので、花火自体を見ることはできるかなと思いました。

亘理町に親戚がおり、車を置かせてもらい一緒に会場付近まで行きました。入場エリアの一歩外のあたりです。

花火打ち上げ!

当日の花火は冒頭で少し書きましたが、残念ながら濃霧と煙の影響により、はっきりと花火を確認することができませんでした。比較的低い花火は見ることができましたが、高く上がれば上がるほど煙の中で空が光るのが分かるような感じでした。

私は会場内で見ていないので少し距離が離れていることもあり、ほとんど花火の形を確認できないくらい見えませんでしたが、会場内の前の列の席に座っていた方は高さによっては見えたものもあるようです。

運営した方の言葉を借りると幻想的すぎる花火。音から花火の大きさや連続での打ち上げの想像ができました。1時間のプログラムの中では煙が多く、打ち上げを中断した場面が2回ありました。

音楽の音量は非常に大きく、会場外にいても普通に聞こえるぐらいでした。曲のセレクトはとても良く、どの曲もとても盛り上がりましたが、Mr.childrenのHANABIで少しテンションが上がりました。

来年にむけて

今回の開催終了後に東北未来芸術花火公式Twitterでは、来年のリベンジを公言しています。

例年宮城県は5月から7月頃は海で発生する霧が仙台平野まで流れ込み、濃霧の日も多いと言われています。また当日は打ち上げ直前は小雨が降っており、風もありましたが、幸か不幸か雨が止むと同時に風も止んでしまい、無風状態になってしまいました。運が味方してくれなかった感がありますが、来年は開催時期を変更したほうが良いのでは?と感じています。

また、サッカー場のすぐ後方の歩道で見ていたのですが、一般的なガードレールがあるだけで、そこを乗り越えて会場内に入っていく人もちらほらいたので、会場内にはチケット購入者以外もいたのではないかと思います。

亘理では初開催ということもあり大変な部分がたくさんあったと思います。花火師さんの皆さんもお疲れさまでした。ありがとうございました。来年こそは成功しますように!!

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この記事を書いた人

仙台市在住の一般男性。おいしいご飯ときれいな景色が好き。宮城県を中心に東北地方のグルメと旅情報をお届けします。

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